マンチズバーガー シャック

選びぬいた手切り肉をパティに仕立て、峰屋の特注バンズやコルビージャックチーズという間違いない食材の掛け合わせは、近隣はもちろん国内外から高い評価を得る。店内は、店主の柳澤裕さん・裕美子さん夫妻がニューヨークを旅したときの光景をモチーフとしたインダストリアルでありながら、清潔感と温かみに満ちた空間。
裕さんは精肉店での経験を経て、20代でハンバーガーの移動販売を始め、2011年に路面店を出店。2013年に現在の港区三田に移転した。

マンチズバーガーシャック　
柳澤裕・裕美子氏

やなぎさわ・ゆたか・ゆみこ●20代の頃、柳澤裕さんがクラブで50個限定のハンバーガーを売り切ったところから物語は始まった。以降、ハンバーガーにのめり込んだ裕さん・裕美子さん夫妻はフードトラックで週末のJリーグや屋台村に参加するように。
2011年に路面店を出店し、2013年に現在の三田本店を出店した。

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マンチズバーガーシャックとは

ハンバーガーでミシュランの星を獲得するという野望

「マンチズバーガーシャック」には「いつかミシュランの星を獲る」という野望があり、その目標に向かって、全力で加速を続けている。
ハンバーガーの根幹をなすパティは、ハンバーガー界で圧倒的な評価を得るUSアンガス牛。そのチャックアイロール（肩ロース）を塊肉で仕入れ、筋や筋膜を丁寧にトリミングし、上質な赤身部分のみをパティに仕立てていく。どうしたら肉料理としておいしくなり、ハンバーガーの地位が向上するか、いつも考え続けているという熱い情熱は味に反映されている。

VIP 1人に20回ハンバーガーを焼いたことも

海外からVIPが来るとき、特に政財界の要人が来るときには外務省から連絡が入ることもあるという。リアルタイム進行のレセプションなどでは、進行にトラブルもある。ジャストのタイミングで出せないことを想定して、細かく焼き上がりの時間を調整したり、前後数分間隔でいくつものハンバーガー素材を焼き続ける。実はハンバーガーとはそれほど繊細な食べ物でもある。

今回の商品に込めた思い

自宅向けに最適にチューニングされた素材とレシピ

プロが自店でプロ用機材で焼くのと、家庭のキッチンではバンズもパティも焼き方は異なる。試作を繰り返すたびに、手切り肉とミンチ肉の配合を微調整しながら最後には工場と動画でやり取りをするなどして「家庭で焼くことのできる最高の「マンチズバーガーシャック」にたどり着いた」という。

CHEF’S　COMMENTS

シェフからのひとこと

限りなくお店に近いパティを再現することができたと思います。そのままではもちろん、アボカドや目玉焼きなどお好みの食材をトッピングしたり、バーベキューなど友達とわいわいしながら食べていただくのもおすすめです。

地方の方でお店にまでなかなかお越しいただけない方にも、この機会に是非お楽しみいただきたいです。