銀座しのはら 篠原氏直伝:お雑煮を上手に作るコツ
この度は銀座しのはら お雑煮をご購入いただきありがとうございます。
このページでは銀座しのはら 篠原氏直伝のお雑煮の上手な作り方を説明します。
篠原氏からのメッセージ
お雑煮は日本の伝統食ですが、新年のわずかな期間にしか食べない料理です。
だからこそ、一般的なお雑煮とは異なり、ハレの日にふさわしい豪華なお雑煮に仕立てました。
ぜひご家庭で、出汁とりの楽しさと本物の出汁の美味しさを両方味わってみてください。
解凍する
冷凍庫から取り出し3時間程度自然解凍、もしくは15分程度流水解凍をして常温に戻します。
ステップ1:出汁をひく ※おすすめは水出しです
水出しをする方法と、煮出す方法と2つ紹介をしておりますが、澄んだ上品な出汁の旨味を味わっていただくために【水出し】をおすすめしております。
ただ水出しする時間が取れない場合は【煮出し】て頂いてもでも美味しくお召し上がりいただけます。
【水出しの場合】
(1)鍋に水500g、昆布、鰹節を入れ冷蔵庫に保管します。
(2)10~12時間経過したらキッチンペーパーを敷いたざるで漉します。※水出し後360g(2人前)前後になります。
※出汁を漉す際に搾ってしまうと雑味が出てしまう為、搾らずに漉していきましょう。
【煮だす場合】
(1)火を掛ける前に鍋に水500g、昆布と鰹節を入れます。
(2)火加減を弱火(10~15分くらいでふつふつ沸く程度の火加減)にします
【注意】一気に温度を上げてしまうと出汁がでないため注意してください
※煮出す際の火加減について簡単な補足動画(30秒程度)をご用意しました。参考になれば幸いです。
(3)15分経ったら火を止めてキッチンペーパーを敷いたざるで漉す
※出汁を漉す際に搾ってしまうと雑味が出てしまう為、搾らずに漉していきましょう。
ステップ2:出汁をひきながら餅を焼く
出汁を引いている間に、オーブントースターなどで6~8分ほど餅が柔らかくなって焼目がつくくらいまで焼きます。
ステップ3:出汁と鯛と車海老を温め、味付けをする
(1)出汁を鍋に戻し中火にかけます。
(2)鍋の端の出汁が少し泡立つ程度に温まってきたら、鯛と車海老を入れて30秒ほど温めます。
(3)温めたら、一度鯛と車海老を外に出しましょう。
(4)出汁に塩ひとつまみ入れたのち、薄口醬油9gを入れて火を止めます。
※塩ひとつまみの目安は3本の指でつまめるくらいの分量です。
※沸騰させてしまうと出汁や醤油の風味が飛んでしまうので、沸騰させない程度の火加減を保ちましょう。
ステップ4:盛り付ける
お椀に餅、鯛、鴨、人参、大根、水菜、ゆずの皮、車海老を盛り付けて、出汁を掛けたら完成。
※白い食材と赤い食材を交互に乗せて、紅白になるように盛り付けるとより綺麗に仕上がります
お好みで最後にご家庭にある鰹節をかけるとより美味しく召し上がり頂けます。